国宝 吉田修一

Audibleの聴き放題で、早速以前から読みたいけど値段が高いと思っていた「国宝」を借りて読んでもらいました。読んでくれたのは、なんと尾上菊之助!
とてもおもしろかったし、芸事ってすごいな、南座で歌舞伎を観てみたい、と思うのですが、本来もっと楽しめるはずなのに、私の読書習慣に残念な点がありました。

・短くて、あらすじみたいな小説しかあまり読んだことがない。初めての読書は星新一。小説とはそういうもんだという意識がなかなか消えない。
・国語が苦手だったこともあり、文学的言い回しがまどろっこしく感じる。
・せっかちなので3倍速で聞いた。

というわけで、せっかく読んでもらったのですが、自分で読んだ方が楽しいかもしれません。
20時間の音声を2日間で聴き終わり、色々もう一度確認したい場面があるけれど、本と違ってどこらへんか探すのが難しく、もう聞かないだろうな、もったいないな、と思いながら、既読にしました。

慣れたら上手に使いこなせますかねえ。

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