英検準1級

生徒さんの一人が準1級を受験します。
ご参考までに長文問題の解き方をUPしますね。単語や文法は覚えるしかないのですが、長文はやり方次第で成績がまだまだ伸びます。

☆説明文
1.必要なところだけ読む
これは、先に問いを読んで、該当部分の前後の英語から必要な部分だけ読み、それ以外は読まない方法です。共通テストでは絶対におすすめしませんが、英検なら、アリです。特に短めの長文(大問2)は内容理解ではないので、他を読まなくても話の流れに注意すれば良いので正解できるなら良い戦略です。内容理解の場合も、言い換えが行われている場合がほとんどですが、どこに書いてあるのかさえわかれば、全部読まなくても正解できます。ただし、一番初めにタイトルを読んで何について書かれているのかは押さえておきましょう。

2.どこが該当箇所なのか
該当箇所は段落の第一文あるいは最終文であることが多いです。
しかし、第一段落と最終段落では、異なる場合があります。
◎該当箇所の見つけ方
however, on the other hand, などの接続詞に注目です。大事なことはこれらの接続詞の後にあることが多いのは、国語と同じです。
◎最終段落はまとめの段落です。なるべく全部に目を通したほうが良いです。そこが要約になっている場合も多いので、読んで損はないです。

3.書いてないことは選ばない
当たり前ですが、書いてないことは不正解です。
部分的に読む方法を選ぶと、自分が読んでない箇所にそれが書いてあるのでは無いかという妄想が生まれます。はい、妄想です。
自分が読んだことと同じことが書いてあるものを選びましょう。同じであれば、それは正解です。注意しないといけないのは、「あれ?」という引っ掛かりです。このように違和感を感じたなら、それは不正解です。もう少し読んでみましょう。

☆物語文
これはあらすじを掴まないといけません。残念ですが、全部読んだほうが良いです。
設問を最初に読むのは同じですが、最初からストーリーの展開を追っていきましょう。答えが出た時点で回答し、次の設問を読む、という流れでいいと思います。ある程度英語力があれば、物語文の方が内容が簡単なので正解率が上がると思います。物語文を解く実力があるなら、ぜひ準1級に挑戦してほしいです。

長文の読み方には他にもいろいろな方法がありますが、一つに拘らず、いくつか試してみて自分が一番良いと思った方法を選んでください。もちろん、英語力を向上させることは必要不可欠です。よく知っている英文を毎日音読しましょう。すでに学習した教科書の英文が一番おすすめです。

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